「CR北斗の拳5覇者HVA」(サミー)で注意喚起

全日遊連より、『サミー(株)製ぱちんこ遊技機「CR北斗の拳5覇者HVA」における不正事案の発生について』という内容で、注意喚起の連絡が通知されています。

通知文書では、”主基板のメインROMの下に不正基板を取り付けるといった不正事案”という表現しかありませんが、具体的にはメインROMが差し込まれているのソケット部分に不正基板が隠されている手口となります。

この手口は、『CR北斗の拳HVJT』の頃から確認されており、『ぱちんこCR北斗の拳百裂』でも同様の被害がありました。

確認の方法としては、注意喚起の添付資料にもある通り、カシメ部分の穴や基板管理シールを目視点検する方法もありますが、ケースごと偽造された場合や、基板管理シールを再利用(綺麗に剥がして再度貼る)された場合、これだけでは見逃してしまう可能性が有ります。

現状では、ROMチェッカーを使用しての確認が最も確実な手法となります。

ROMチェッカーは、本来は不正ROMを発見する為に開発された検知器ですが、ソケット部に取付けられた不正部品がメインROMの足の部分に接触し、電気特性(ROM内を含めた回路上の電気が流れるルート)が変わる事で、判別可能な仕組みとなっています。

※現状の不正ソケットはROMチェッカーにて検知できておりますが、今後の不正部品の構造変化によっては検知出来なくなる可能性もございますので、ご注意下さい

参考資料

 

ぜひ一度ご検討をお願い致します。

ROMチェッカーはこちら

 

 

 

(日本ゲームカード)『B∞LEX』メダル抜取りゴト【九州】

blex

日本ゲームカード社製メダルサンド『B∞LEX』で、タンクの鍵を開け、メダルを抜取るゴト師グループが、現在、九州地区にて活動しているという情報がありました。

以前に関西地区で確認された時と同様に、5~7人のグループで、空いているスロット台を移り歩きながら、次々とサンドのタンクの鍵を開け、メダルを抜く行為を繰り返しています。

ホールの状況(台数・客付き)にもよりますが、10~30分程の時間で数千枚の被害が発生しています。

今回は、補給エラーが発生し発覚しましたが、その際にはすでに2,000枚以上が途中交換されている状況でした。

メダルサンドのタンク部のキーシリンダーを流通キーのままにしている場合、メーカーを問わず同様の被害に遭う可能性が有ります。

対策として、ホールキーへの鍵の変更をご推奨致します。

※キーシリンダー交換の詳細については、弊社までお問い合わせ下さい