関東地区にて、ニューギンのパチンコ『CRAデビルマン倶楽部α』の釘曲げの情報がありました。
台の不具合を理由にホールスタッフを呼び、スタッフが台を点検している隙を見て2チャッカーの釘を曲げられています。
新手のゴト手口が無い時期には、この様な釘曲げや磁石、糸付玉等のローテクなゴト被害が増える傾向が有ります。
スタート、ベース等のデータ異常には十分ご注意下さい。
全日遊連より、『サミー(株)製ぱちんこ遊技機「CR北斗の拳5覇者HVA」における不正事案の発生について』という内容で、注意喚起の連絡が通知されています。
通知文書では、”主基板のメインROMの下に不正基板を取り付けるといった不正事案”という表現しかありませんが、具体的にはメインROMが差し込まれているのソケット部分に不正基板が隠されている手口となります。
この手口は、『CR北斗の拳HVJT』の頃から確認されており、『ぱちんこCR北斗の拳百裂』でも同様の被害がありました。
確認の方法としては、注意喚起の添付資料にもある通り、カシメ部分の穴や基板管理シールを目視点検する方法もありますが、ケースごと偽造された場合や、基板管理シールを再利用(綺麗に剥がして再度貼る)された場合、これだけでは見逃してしまう可能性が有ります。
現状では、ROMチェッカーを使用しての確認が最も確実な手法となります。
ROMチェッカーは、本来は不正ROMを発見する為に開発された検知器ですが、ソケット部に取付けられた不正部品がメインROMの足の部分に接触し、電気特性(ROM内を含めた回路上の電気が流れるルート)が変わる事で、判別可能な仕組みとなっています。
※現状の不正ソケットはROMチェッカーにて検知できておりますが、今後の不正部品の構造変化によっては検知出来なくなる可能性もございますので、ご注意下さい
参考資料
ぜひ一度ご検討をお願い致します。
ROMチェッカーはこちら
藤商事のパチンコ『CR哭きの竜 天運』でも、中部地区にて磁石ゴトの情報がありました。
パチンコの磁石ゴトについては、三洋、京楽以外にも、ニューギン、藤商事等、地域を問わず、全国的に被害(または未遂)が発生している傾向に有ります。
また、藤商事では、糸付玉による被害も確認されています。
ホールコンピュータのアラーム設定、感知器の導入等の対策をご推奨致します。
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※感知器は、使用する環境や取付け方により、誤作動が発生する可能性も有りますので、詳しくは弊社までお問合せ下さい
関東地区にて、三洋のパチンコ海物語を狙ったゴト被害の情報がありました。
三洋のパチンコ海物語を狙った電波(電磁波)ゴトの手口としては、旧来から、主に、以下の2つが確認されています。
①通常時にメインROMの抽選カウンターのリセットタイミングを読み取り、大当りを直撃する
※スーパー海物語in沖縄2以前の機種が被害に遭う可能性有り
②大当り時の最終ラウンドでアタッカーに電波(電磁波)を飛ばし、過剰に賞球させる
※甘デジにて、15ラウンド大当り以外で行われた場合、TYデータでも発覚し辛い
いずれの手口も感知器により対策可能ですが、設置から期間が経つにつれ、当初遊技台に取付られていた感知器が、店舗内(または店舗間)で移設した際に呼出ランプ等に接続されずに放置され、無効化しているケースが多数見受けられます。
再度、感知器の稼働状況の確認を行い、必要に応じて再度の取付をご推奨致します。
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